非常用給水システムの導入

概要

藤沢市にあるマンションでは、給水方式変更に伴う非常時用給水システムとして、小型の揚水ポンプとこれを稼働させる自家発電機の設置をしました。



神奈川県藤沢市にある総戸数62戸の複合用途型マンションでは地下貯水槽から高架水槽に水を揚げ、重力により各戸に配水する高架水槽型の給水形式でした。2013年給水管更新工事の実施に伴い、高架水槽を廃止する加圧型の給水形式に変更しました。

この変更に伴い、地震災害等により停電が発生した際、即座に断水となる課題が浮上しました。私たちは、非常時用給水システムとして、小型の揚水ポンプとこれを稼働させる自家発電機の設置を提案しました。各戸への個別配水はできませんが、共用栓からの供給は可能となります。結果として、この案が採用され、現在、「いざ」という時に備え、毎月1回始動点検を実施しています。

ページトップへ