インスペクションによる改善

概要

2011年に竣工した町田市にある賃貸ビルでは、コストを重要視した維持保全業務の仕様が設定されていました。私たちは、巡回時に発見された事象から、その仕様を変更し、より安全で快適な空間になるように維持保全の仕様を変更しました。



インスペクションという言葉をご存知でしょうか。商品やサービスを専門家の目でチェックし評価することを意味する言葉で、主にマネジメントをする側が、サービスを提供する側をチェックすることを意味します。

町田市のある賃貸ビルでは、コストを抑えた維持保全業務の仕様となっていました。その中で、最大限の効果が発揮できるよう、清掃に合わせ、私たちがインスペクションを行い、問題を発見して、その都度、パートナーに改善の依頼をし続けました。しかしながら、清潔な状態が長時間確保することができませんでした。その原因を探るため、調査したところ、当初想定したよりも、多くの砂が施設内に入り、床のワックスをキズつけていることがわかりました。この状況をオーナー様に説明し、定期清掃の回数を増やすことと、エントランスのマットを防砂性の優れたものに変更することを提案しました。

このような作業を繰り返し続けることにより、その施設に最も適した仕様となり、常に適切な状態が保たれているのです。

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