近年、従来型の施設管理である「壊れたら直して使う」のではなく、きちんとマネジメントサイクルを回しながら、全体最適の観点で、資産としてのファシリティをマネジメントすることの重要性が増してきています。
私たちは、1976年会社設立当時の清掃を中心としたビルメンテナンス事業から、総合的なビルメンテナンス事業、不動産管理事業、マンション管理事業へと業態を拡大してきました。そして、20年以上に渡って培ってきた経験とノウハウを基盤に、マネジメント業務に特化したFM(ファシリティマネジメント)業務のアウトソーサーとして、
・企業施設 :企業もしくは団体が自らの活動のために利用している施設
・賃貸施設 :賃貸することにより収益を得る目的で利用されている施設
・マンション :区分所有され主に居住するために利用されている施設
・公共施設 :国民が利用することを目的とし公共事業によって供給された施設
・教育施設 :教育を行うための校舎やそれらに関連する施設
・その他施設 :上記以外の施設
を対象としたファシリティマネジメント事業を展開しています。
私たちの基本的なビジネスモデルでは、お客さまのノンコア業務である施設管理業務(主に、維持保全業務)におけるマネジメント業務を専門家として代行し、清掃衛生、設備管理、警備、オフィスサービス、などといった個々の実業務は個々の専門協力会社(私たちは「パートナー」と呼びます)に再委託します。
私たちは、全体最適の観点から、施設の維持保全業務の仕様を定義する「業務設計」を行い、パートナーが定義された「業務仕様」の通りに業務を実施しているかを管理します。さらに、改善すべき事項を発見し、仕様の見直しを継続的に行っていきます。 これにより、「施設管理コスト」(「見えるコスト」)の適正化を行ったうえで、「施設管理マネジメントコスト」(「見えないコスト」)を削減し、業務品質の継続的にスパイラルアップさせ、全体最適を目指していくのです。