ファシリティマネジメント(施設管理)
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FM TIPS 

マネジメント業務のアウトソーサー

昨年4月より12回にわたり、私たちがどのような「サービス」を提供しているのかを、「FPI’s TIPs」でお話してきました。施設管理業務における私たちの「立ち位置」を少しでもご理解いただけたら幸いです。今月は、お話してきたことを少しおさらいしてみます。

 

はじめに、「施設管理業務のアウトソーシング」についてです。「施設管理業務」とは文字通り、「建物などの施設とそれに付随する設備や機器を管理する業務」のことです。 「アウトソーシング」とは、慶応大学の花田教授の定義によると、「業務の設計・企画から、業務の運営までを一元的に行うこと」であり、「業務の運営のみ行う『外注』」とは大きく異なります。

 

また、私たちは、「施設管理業務」を事業に直接関連する「コア業務」に対して、「ノンコア業務」と捉えています。さらに、その「ノンコア業務」を、重点業務であり内製化するべき「プラン・ディシジョン(Plan・Decision)業務」と、日常業務でありアウトソーシングが可能である「マネジメント(Management)業務」に分類しています。

 

では、「マネジメント(Management)業務」とは具体的にどのような業務なのでしょうか。私たちは、「日常のルーティン的な要素がある一方、ある一定の専門ノウハウが必要であり、またアウトソーシング可能な業務」と考えています。

 

したがって、私たちの「立ち位置」は、「施設管理業務におけるマネジメント業務のアウトソーサー」ということができます。「マネジメント業務」は、「サイトマネジメント」、「業務設計」、「業務実施管理」、「ファシリティデータ管理」、「改修・修繕計画立案」の5つにわけることができますが、私たちは、マネジメント業務に特化し、それぞれの専門性をスパイラルアップさせ、同時にあらゆるファシリティに対して適用できるように、標準化を進めてきました。

 

そして、「施設管理業務のマネジメント業務のアウトソーサー」である私たちの主なサービスの提供先は、1.一般企業のお客さま、2.ビルオーナー・賃貸マンションオーナーのお客さま、そして3.マンション管理組合のお客さまです。つまり、1.「コーポレートファシリティマネジメント」、2.「プロパティマネジメント」、3.「マンションマネジメント」の3つが私たちのビジネスセグメント(※1)となります。

 

ファシリティマネジメント(FM)とは、重要な資産であり、重要な経営資源である「施設」を、「ヒト、モノ、カネ」と同じように、専門的な知識や技術に基づいてしっかりと「管理」する経営手法です。その経営手法を活用し「施設管理業務を最適化」する一つの手段が、「マネジメント業務のアウトソーシング」です。マネジメント業務の専門ノウハウを提供することにより、「施設管理業務の最適化」の一助となることが、アウトソーサーである私たちの役割であると考えています。(大の字)

 

(※1) ビジネスセグメント:属性により分類した事業領域
[2013年3月公開]

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