FM TOPICS
FMアウトソーサーの付加価値
以前、「FMの運営維持における戦略的視点」、「FMの運営維持におけるアウトソーサー」にて、私たちが考える「組織の進化」に向けた取り組みとしてのFMについて述べました。今回は、それに続く「FMアウトソーサーの付加価値」について述べたいと思います。
事業者(お客さま)から見た時のアウトソーシング、つまりアウトソーサーの付加価値とは何でしょうか。その一つに「常駐」というキーワードがあります。必要な時にタイムリーに相談でき、また、指示通りに実業務を遂行する(業務委託)だけではなく、自ら、実業務の設計・助言を行い、環境変化に応じた専門的な改善提案を継続的に実践できるアウトソーサーが現地に常駐していたら、その価値は数段高まるのではないでしょうか。
私たちは事業者(お客さま)の施設内にFMSC(FMサービスセンター)を設置させていただき、マネジメントスタッフを常駐させています。
そこでは、
・法令順守(偽装請負回避)の体制を整え、
・運営維持のマネジメント業務を一元管理し、
・周辺業務(総務・庶務・経理など)やプロジェクト管理のマネジメント業務も担い、
・事業者(お客さま)担当者がふらっと立ち寄り、いつでも打合せを行える「場」を創出しています。
このスキームは一朝一夕で構築できるものではなく、事業者(お客さま)の組織活性化に向けて、マネジメントスタッフ一人一人の発想力、事業者インハウスとの協働力、FMに関する知見を、実務経験の中で日々高めていけるか、つまり、FMインテリジェンスを高められるかがポイントになります。
そのために、私たちは、戦略的FMアウトソーシングを共に推進するお客さまとの新たな出会いを常に追い求め、戦略的FMアウトソーサーとしてのサービス提供範囲の拡大とノウハウ高度化を継続していきます。(大の字)
【2024年11月】
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