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蛍光ランプの2027年問題

水銀を含む一般照明用の蛍光ランプ(住宅、事務所、工場、店舗、作業現場、街路灯等で一般的に使用されている蛍光ランプ)は、その種類に応じて2025年末から2027年末までに製造及び輸出入が段階的に廃止されることが国際会議(COP5)で決定されています。

 

 

2028年以降も在庫品販売や使用は継続できますが、蛍光ランプを使用する照明器具は、すでにほとんどのメーカーで生産終了となっており、現在製造している国内メーカーは3社しかありません。その3社も2027年末に製造終了を宣言しています。つまり、蛍光ランプの在庫は減少していき、今後は値上げや品不足が予想されます。

 

このような状況の中、世の中のLED化はかなり進んでいますが、一般照明用の蛍光ランプを使用している事業所の設備等についても計画的にLED化を進め、引き続き当該蛍光ランプの使用が必要である場合には、在庫切れとなる前に必要数を調達するなどの対応が必要です。

 

 

一方で、少し目線を広げてみると、このような変化のタイミングは組織にとっては組織を変革できる大きな機会でもあります。つまり、「運営維持のオペレーションの最適化」です。

 

 

照明仕様(スタイル、照明方法、照度、など)を含めたワークプレイス全体(コンセプト、レイアウト、など)の評価と改善を踏まえたプロジェクト管理、そして、管球交換頻度の大幅な減少を想定した運営維持体制の見直し(人員体制、組織体制を含め)です。このように、目線を広げての発想と実践がFMの考え方に繋がるのです。(大の字)

【2025年2月公開】

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