OUR SERVICE
バークチップ施工による雑草対策
私たちがマネジメントしている施設で実施した「バークチップ施工による雑草対策」を紹介します。
雑草は春に芽吹き、梅雨から夏にかけて生長します。梅雨時期まで放っておくと繁茂し、手が付けられなくなるため、雑草が生え始める4月頃に策を講じることが効果的とされています。
この施設では、毎年緑地整備として高木剪定は行っていたものの、植え枡内の雑草対策までは実施できていませんでした。
雑草対策といえば、防草シートを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。しかし、今回のケースでは植え枡内にチューリップなどの植物も植えられていたため、防草シートによる対策は難しいと判断せざるを得ませんでした。
そこで私たちが提案したのが「バークチップ」です。バークチップとは赤松や黒松といった木の樹皮を砕いたものをさします。防草シートと同様に土をバークチップで覆うことで直射日光を防ぎ、雑草の生育スピードを遅らせることができると考えられています。バークチップは時間とともに朽ちて分解されるため環境にも優しく、一般的に2~3年周期での手入れでよいといわれており、防草シートに比べ長持ちすると考えられます。
他にもバークチップには多くのメリットがありますが、今回の提案に至ったのは、ガーデニングも楽しむことができるという点を魅力に感じたためです。
実際の施工時も、チューリップなどの植物は傷つけることなく残すことができました。また、樹皮のためチップに色味が強く出ることから、美観の向上にもつながり、お客さまにも大変喜んでいただけました。
私たちが行っているファシリティマネジメントでは、「品格性」というものが求められ「地域性」や「景観性(美観性)」も重要視されます。施設は街並みを形成する要素であり、訪問者だけでなく社員から近隣住民まで大きな影響を与えることを頭に入れておく必要があります。私たちは今後も施設の安全を守るだけなく、その企業の品格と社会的価値の向上も意識した提案を続けていきます。 (yk)
【2022年5月公開】
お問い合わせはお気軽にどうぞ
企業施設、賃貸施設、マンション、公共施設、教育施設などの施設管理業務(主に、運営維持業務)の効率化、コスト削減をご検討の際には、マネジメント業務に特化したアウトソーサーである私たちへお気軽にご相談ください。御社のニーズにあわせたご提案や、成功事例をご紹介します。
施設管理ご担当者様の参考となる資料を豊富にご用意しております。
ご希望の方はこちらからお申し込みください。