ファシリティマネジメント(施設管理)
に関連する最新情報を
わかりやすくお届けいたします。

OUR SERVICE 

「エレベーターリニューアル工事と共用部低圧電力電気契約見直し」

私たちが管理しているマンションで、油圧式エレベーターをロープ式エレベーターへと変更するニューアル工事を実施しました。これに伴い共用部電力契約の見直しを実施することで、省エネルギーとマンション管理コストの削減を実現することができました。

 

エレベーターの駆動方式は、おおまかに「ロープ式」と「油圧式」の2種類に分類することができます。ロープ式は巻上機を介してエレベーターかごを昇降させる方式であり、油圧式は作動油を油圧ジャッキに送り、エレベーターかごを昇降させる仕組みです。

 

油圧式エレベーターのメリットは、建物上部に機械室を設けずに済むことで、高さ制限など制約のある地域のマンションで採用されていましたが、現在では機械室なしのロープ式エレベーター(マシンルームレス)が登場し、「速度が遅い」「消費電力が大きい」油圧式からロープ式へのリニューアルが多くなっています。

 

油圧式からロープ式への変更については、油圧式から油圧式へのリニューアルと比較すると、やや費用が高額であり工期も長いのですが、消費電力削減・保守点検費用抑制・油漏れリスクの消滅・エレベーター機械室の転用が可能(管轄行政の確認が必要)となるなど、多くのメリットがあることを説明し、ロープ式エレベーターへのリニューアル提案に対するご理解を得る事ができました。

 

また、今回のリニューアルに伴い、エレベーターを動かす共用部低圧電力契約の変更及びブレーカー設置工事を併せて提案し、承認いただきました。これにより、マンション共用部における電力基本契約が19kwから4kwとなり、省エネルギー化による管理組合の経費節減を実現することができました。

 

「省エネルギーの推進」はファシリティマネジメントの重要な要素であり、私たちは日々の業務の中でファシリティマネジメントを強く意識しながら、管理組合にとってメリットになることを探求し、実現に繋げています。私たちは今後も長期的視点を持ち、マンションの適正管理に努め、提案を続けていきます。 (MASH)

【2022年6月公開】

お問い合わせはお気軽にどうぞ

企業施設、賃貸施設、マンション、公共施設、教育施設などの施設管理業務(主に、運営維持業務)の効率化、コスト削減をご検討の際には、マネジメント業務に特化したアウトソーサーである私たちへお気軽にご相談ください。御社のニーズにあわせたご提案や、成功事例をご紹介します。

お電話でのお問い合わせはこちら 03-6821-0681

施設管理ご担当者様の参考となる資料を豊富にご用意しております。
ご希望の方はこちらからお申し込みください。