OUR SERVICE
お弁当デリバリーサービス
私たちがアウトソーサーとして施設運営維持のマネジメントをしている物件で実施している「お弁当デリバリーサービス」をご紹介します。
福島県にある生産工場では、長らく給食委託業者による食堂運営がなされてきました。しかし、直近の利用者数は50人程度(工場内勤務者は250人程)で、給食委託業者としても収支を合わせるための様々な工夫をしてきましたが、昨今の人件費や物価上昇の中で、大幅な業務委託料の値上げ要請に踏み切ってきました。そのタイミングで、食堂利用率と業務委託料の値上げ額を鑑み、お客さまとして、食堂運営を廃止するという意思決定に至ったわけです。
そのような状況の中、食堂利用率が低かったとは言え一定数の食堂利用者がおり、そのグループへの激変緩和策が必要と考え、協議の結果、「お弁当デリバリーサービス」の提供を開始することになりました。ポイントは、<1. パートナー>、<2. ユーザー目線>、<3. マネジメント>です。
1.パートナー
私たちは近郊の仕出し弁当業者に当たり、安定的かつリーズナブルな価格で、そして工場まで配達してくれるパートナーを探しました。飽きがこないことも重要な要素であるため、おかずのバリエーション確認も含め試食をし、衛生管理および管理栄養士によるカロリー計算もしっかりしている2社の弁当提供パートナーを選定しました。
2.ユーザー目線
2社のお弁当の中から、ユーザーがパソコンまたは携帯電話から24時間予約注文できるようQRコードからアクセスできるオンライン予約サイトを構築し、サイト内に今週のメニューを都度アップしてワンストップで予約完結ができる仕組みを作りました。また、急な業務都合などによるキャンセルができるよう、キャンセル時の連絡ルールも構築し、支障なく運用が進んでいます。
3.マネジメント
集金に関しては、様々な雇用形態の方(社員、派遣社員、外部業者スタッフ)がおり、給与からの天引きなどの手法が困難なため、食堂にて現金と引き換えにお弁当を受け渡すスタイルをとっています。また、マネジメント業務を請けている私たちのスタッフが対面で受け渡しすることにより、ユーザー固有のニーズに応えることもできます。食物アレルギーが心配というユーザーに対しては、弁当提供パートナーから1か月分のメニュー原材料の詳細一覧表を入手し、ご本人にのみメールで送信しています。
このように、お客さまのニーズ、ユーザーのニーズを最適な形にして運営維持のマネジメントを行うのが、私たちの役割であると考えています。(大の字)
【2024年9月公開】
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