ファシリティマネジメント(施設管理)
に関連する最新情報を
わかりやすくお届けいたします。

OUR SERVICE 

エントランスドア改修工事

マンションのエントランスドアは、使用頻度が非常に高いうえに、景観や資産価値にも影響を与えることから、マンション管理組合にとっては関心の高い部位といえます。

 

今回は、このようにマンションの顔ともいえるエントランス部分に、オートドアを導入した事例を紹介します。

 

世田谷区にある築40年を経過した37世帯のファミリータイプマンションでは、2015年の師走も近い時期になって、エントランス扉の片方が経年劣化により傾いてしまい、開閉の際に床面に接触してしまう不具合が発生しました。過去の修繕履歴をもとに、フロアヒンジの修繕工事の手配を進めていたところ、ある理事役員の方より、これを機にオートドアの導入をしたいとの要望が出されました。

 

詳しくヒアリングを行うと、建物の経過年数と共に居住者の高齢化が進んでいる一方、ファミリータイプマンションであるため、小さなお子さんがいる世帯もあり、これまでのような手動式の重いガラス扉では高齢者や小さなお子さんを連れた住民の方々にとって、不便であるという事実が浮かび上がってきました。

 

そこで、この状況を分かりやすく議案にまとめ、理事会にて取り上げたところ、理事役員全員の賛同を得られ、臨時総会において議案上程し、承認を諮ることとなりました。

 

今回の工事は、共用部分の大規模な変更に該当するため、4分の3以上の議決が必要な特別多数決議であり、管理組合の合意形成が重要となります。そこで私たちは円滑な審議が諮れるように管理組合の資金状況や今後必要になってくる工事案件などの見通しなどを精査しつつ、オートドア導入に関するアンケートの実施などの広報活動を通じて、当マンションの抱える問題を居住者の皆さんに周知し、合意形成を図るためのサポートを行いました。

 

その甲斐あってか臨時総会では90%を超える賛成多数で、オートドア導入が承認され、2016年3月中旬に無事工事が完了しました。現在では新しくリニューアルされたマンションの「顔」が、毎日居住者の方々を見送ったり出迎えたりしています。(P.V)

[2016年6月公開]

お問い合わせはお気軽にどうぞ

企業施設、賃貸施設、マンション、公共施設、教育施設などの施設管理業務(主に、運営維持業務)の効率化、コスト削減をご検討の際には、マネジメント業務に特化したアウトソーサーである私たちへお気軽にご相談ください。御社のニーズにあわせたご提案や、成功事例をご紹介します。

お電話でのお問い合わせはこちら 03-6821-0681

施設管理ご担当者様の参考となる資料を豊富にご用意しております。
ご希望の方はこちらからお申し込みください。