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台風対応
夏から秋に移行するこのシーズンにおいて、気をつけるべき自然災害の一つが台風です。
近年の台風は従来とは異なった挙動を示すことがあります。特に昨年は、1度に3つの台風が発生するという珍しい現象が起きました。他にも、東北地方の太平洋側から上陸するなど異常な進路で台風が到来しました。さらには、北海道に観測史上初となる年間で3つの台風が上陸し、多大な被害をもたらしました。
日本列島は地震をはじめ、多くの自然災害が起こります。この避けられない状況下に対し、被害を最小限に抑えるためには、常に事前準備を行い、その対策を施さなければなりません。
私たちは施設における維持保全管理の一環として、台風への対策を実施しており、今回はその一例を紹介します。
台風が接近または上陸することにより、強風や豪雨による浸水被害など様々な災害が引き起こされます。また、これらの災害は単独で発生する事は少なく、複合して予想よりもはるか上の災害を引き起こし、甚大な被害をもたらすこともあります。
私たちは、この前提に立ち、台風が上陸する恐れがあると判断した段階で、的確に情報を収集し、事前に行える対策を立てています。まずは天気予報にて勢力や進路の確認をあらかじめ行い、台風の到来前に、過去の情報を参照しながら、排水口のゴミの除去、風で飛散する恐れのある物の固定や移動、雨漏りが発生する可能性のある個所の確認などの事前準備を行います。
製造業A社様の場合は、全国にある工場・事業所・オフィスにおける事前対策の内容や被害状況について情報の取り纏めを行っています。台風の発生から沈静まで、状況に応じながら1日に約2回情報を集約し、一覧の表にまとめてお客さまへ報告をしています。お客さまは東京の本社にいながら、全国各地の情報をまとめて確認することができます。台風の通過後には被害状況の確認を行い、状況によっては修繕についての提案を行います。さらに、私たちは、過去の台風で起きた被害状況の把握およびそれらの情報の蓄積を行い、その情報を生かしながら今後の台風対策に活用しています。
今後もこの取り組みを活用し、被害の極小化に努めていきたいと考えています。 (えくぼ)
[2017年8月公開]
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