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防災訓練の支援
地震大国といわれる日本では、阪神・淡路大震災での「火災被害」や東日本大震災での「津波被害」により、多くの方々が被災され大切な財産を失っています。今後、静岡県を含む東海地方にも大きな地震が発生すると言われてから40年余りが経過しておりますが、現在の科学水準をもってしても、地震予知はとても困難な状況です。
今回は、地震などの災害が発生した場合でも、適切な対応がとれるように、2015年12月に製造業A社様の生産施設において実施された「防災訓練」の取り組みについてご紹介します。
防災訓練の実施は、防火管理者が選任されている工場(事業所)では、消防法第8条第1項1において義務化されており、消防計画に基づく防災訓練の実施が必要となっております。
今回の訓練は、近年頻発している地震に伴う火災が生産施設内で発生した事を想定し、「地震」による避難誘導訓練と「火災」による消火訓練を併せて実施するといった内容でした。
そこで私たちは、防災訓練前日までに、お客さまと避難場所や消火訓練の場所の確認を行い、当日使用する必要機材や設営場所などを確保するための支援をしました。さらに、防災訓練当日の参加人数や天候などの不確定な要素にも柔軟に対応ができるよう事前準備を進めました。
その甲斐あって、防災訓練当日は、予定通りの場所にテントを設営し、必要機材であるホワイトボードや避難者集合場所プラカードなどの設置もスムーズに行うことができました。
また、「緊急地震速報」も、訓練開始早々に全館に鳴動させ、避難初期行動を促し、工場内で火災が発生したという想定通りの館内放送をすることができました。
避難誘導が終了した時点での消火班の放水訓練では、必要な目標物の設置や消火栓放水用のポンプの始動・停止などの補助と慌ただしい場面もありましたが、イメージしていた通りの「防災訓練」を実施することができました。
そして、今回の訓練終了後には、所轄の消防署から訓練実施内容について高評価をいただき、お客さまからも感謝の言葉を頂くことができました。(P.V)
[2016年3月公開]
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