横浜市にあるマンションではランニングコストの抑制のために省エネルギー施策を講じました。
横浜市中区に位置する総戸数50戸のファミリータイプマンションは、竣工から28年が経過していました。その間、長期修繕計画を基に設定された適正な修繕積立金により、建物本体おおび各種建築設備の修繕や改修も適切に実施され、良好に管理されてきました。しかしながら、高経年となる竣工後20年を超える頃から、管理組合では高いランニングコストに対して漠然とした不安を感じ始めました。
そこで私たちは、その不安の解消のために、省エネルギーによるコスト削減を提案していきました。もっとも適切なタイミングを見極めながら、エレベーターのリニューアル、給水設備の直結給水化、共用照明のLED化などの施策を打ち、将来に渡って掛かるランニングコストの大幅なコスト削減を実現しました。