ムダを防ぐことによる水の削減

概要

コスト削減といえば、大がかりな改修を必要とするものもしばしばありますが、私たちが実践したのは、日々のムダを見つけ、改善することでした。結果、大幅な水道料のダウンにつながりました。



私たちがマネジメントしているプールを含む体育施設では、営業日には毎日80トン近い水を使用しています。そこで、プールからあふれた水が、オーバーフロー槽に戻るためのプールサイドの排水溝にきちんと流れ込んでいるかを確認しました。排水溝に流れ込まない水は、プールサイドで蒸発していることになります。蒸発量が多いと、当然、プール補給水が増えていきます。この調査をもとに、排水溝の蓋を変更して勾配を調整することにより、無駄に蒸発する水を減少させ、プール補給水量を約10%削減できました。

また館内の更衣室のシャワーブース内のシャワーヘッのすべてを節水シャワーヘッドに変更することにより、約30%の節水を実現することができました。

日々の業務のなかで、ムダがないかを検討し、コストの削減に努めることが、最終的には大きな成果につながるのです。

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